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ウィレック主催不動産実務セミナー

5月8日、福岡西方面の不動産業者さんで組織するウィレック(会長:モモチ住宅讃井社長)の研修会が宅建協会福岡西支部会議室で開催され、「不動産の事件簿と解決策」というテーマで話をさせていただきました。

事前に要望を頂いていたテーマで講義内容を構築。「津波災害警戒区域と重説」「報酬額制限告示の変更と相続物件の売却」「道交法違反で執行猶予付懲役刑を受けた宅建業者の免許取り消し事例」「賃貸を例に相変わらず後を絶たないおとり広告の事例」などについて講義しました。

津波災害警戒区域については福岡県港湾課の担当者から聞いた「福岡市や糸島市の指定に向けた動き」や「指定避難施設と管理協定、その効力」、「津波浸水想定と基準水位」などについて話をすると共に、重要事項説明書の記入方法等について解説しました。

報酬額制限告示の変更については、遺産相続で相続人間の共有となった不動産の売却時の媒介報酬と今回の告示の変更がどう関わるのかなどについて解説しました。

免許の欠格要件については、特に免許業者が免許を取り消されるケースとして考えられる注意点について解説。道交法違反で免許取り消しとなった福岡県の事例については、参加した業者の方々が興味深そうに聞き入っておられました。

おとり広告については、「物件が存在しない」「物件は存在するが取引できない」「物件は存在するが取引する意思がない」、この三要件のどれか一つにでも該当すればおとり広告となることを賃貸物件を例に解説しました。

 

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